こんにちは〜みゆぼんです( ´ ▽ ` )ノ
今日は旦那さんの祖父母たちが眠っているお墓にご挨拶に行ってきました。
私たち家族は旦那さんの母方の祖父母のお家が建っていた場所にお家を昨年建て替えました。今日はお盆ということでお仏壇のことを記事にしたいと思います。
旦那さんの母方祖父母のお家を建て替えた私たち
旦那さんのお母さん(つまり私からするとお姑さん)にはお兄さん(今現在は亡くなっています。)がいるのですが、お子さんはみんな女性です。祖父母にとって男の子の孫は旦那さんだけということもあり、叔父さんやお姑さんの好意に甘えさせてもらい、祖父母が亡くなったあと空家になる祖父母のお家をリフォームして住むことになりました。ちなみに旦那さんは長男さんです。
跡取りがいないお仏壇のその後
そんな状況なのですが、祖父母宅には本格的なお仏壇がありました。そのお仏壇は祖父が祖母のために購入したものです。そのお仏壇について叔父さんやお姑さんとのやり取りは不明ですが、やはり簡単に処分できるものでもありません。そのお仏壇は今回建て替えるまで旧家の片隅に設置していました。(祖父母には申し訳ない気持ちでいっぱいでした)建て替え時の仮住まいもあったので、今現在は旦那さんの実家にお仏壇を設置しています。
お仏壇の移動時にしたこと
なかなか、お仏壇の移動に立ち会うことも少ないと思います。お仏壇屋さんにお仏壇の移動をお願いするとお寺さんで『魂抜き』を行って下さいと言われ、初めてその言葉を聞いた時は「えっ、魂抜く???なんじゃそりゃ〜」って思いましたよ(^^;;
宗派によって違うお仏壇の意味
旦那さんの実家と祖父母の宗派は同じ浄土真宗なのですが、改めて浄土真宗ことを調べていくと浄土真宗には仏壇や本尊などに魂が宿るという概念が無いので『魂抜き』『魂入れ』とは言わないようです。お仏壇・ご本尊を迎え入れた場合、入仏慶讃法要(にゅうぶつけいさんほうよう)もしくは、入仏法要(にゅうぶつほうよう)、入仏式と言うそうです。お仏壇やご本尊を処分する場合、閉眼供養やお魂抜き、お性根抜きなどはなく、永年拝んでいたお仏壇や御本尊への感謝という気持ちから、最後にお経を唱えて頂きます。しかし、お仏壇屋さんにお仏壇の移動をお願いすると『魂抜き』は必須だったので、お坊さんに御経を唱えて頂きました。私たちが気になっていたことの一つに、違う家庭のお仏壇を祀ってもいいのかということですが、上記のような理由もあり、お坊さんに確認すると問題ないということでした。
仏間を作った我が家の和室
この先お仏壇がどうなるのかはわかりませんが、新居はそのお仏壇が入るサイズの仏間を作り、旧家の和室の天井に使われていたさくらの木の外皮が巻かれた杉の材木を仏間に埋め込んでもらいました。
「おじいちゃんたち今頃、家に戻ってきてるのかなぁ?」とお墓まいりの帰りの車の中での旦那さんとの会話。我が家はうるさすぎて旦那さんの実家に行ってると私は思うけどね(^^;;
仏教のことは全くわかっていない私ですが、大事なことはご先祖様あっての私たちということを忘れず、生きていくこと。だと思っています。それを忘れないためのお墓まいりなのかぁと思っています。